悠久会ケアホームの現場も。

先週末には工事も終了し、残すところ一部の行政検査のみとなりました。

今日は久しぶりに晴れ間が見えたので、午前中現場に写真を撮りに出かけました。

建物正面が北側なので、逆光によりうまく撮れません。。(冬場なので特に)

外観は諦めて、また次回正式に撮りに行くことにしようと思います。。

今回、現場自体の敷地は広かったのですが、南側隣地には既に高い建物が建っているうえ、

風致地区(特別景観地域)や道路後退などにより、色々な建築制限があり、さらに

予算的にローコストという施主の要望で基本計画の時点でいろいろ検討を重ねました。

南側隣地の高い建物は悩み所でしたが、それでも南側採光は健康的な空間をつくる。

それで南側には居住(個室)スペースを持ってきたかったので、玄関、リビングルーム

・ダイニング・キッチン(以下LDK)、水回りは北側に配置。

採光不足に陥りやすい北側ですが、LDK空間は勾配天井にして、

南側採光をしっかり越屋根から取れるように工夫しています。

カーテンボックスの上部も間接照明を設け、勾配天井全体を明るく照らします。

この辺の検討や配慮、そしてコスト管理が僕ら設計士のお仕事です。

後日、作品事例としてたくさん写真を掲載したいと思いますので、よろしくです。